雑記

【レビュー・要約】発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

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発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術(Amazon)

おすすめ度:90点

Amazonでベストセラーになっていて、Amazon、楽天ブックスやTwitterでも評価が高かったので読んでみました。

ちなみにレビューを書いている私もこの本の作者(借金玉さん)と同様、発達障害(ADHD)と医者から診断されています。

学生生活ではそこまで問題にはなりませんでしたが、就職して社会に出てからは忘れ物や同僚・先輩・上司との協調では苦労しました。

これらの苦労に対して、こういうアプローチをしたら良いよということを発達障害の先輩、借金玉先生がまとめたのが本書になっています。

読むのをおすすめしたい人

  • 発達障害の人(特にADHD)
  • 発達障害かもしれないと思っている人
  • 仕事が不器用な人

発達障害と診断済みの人以外に、自分は発達障害かもしれないが医療機関で診断を受けたことがない。でも思い当たるふしがあるという人にもおすすめです。

その他に、定型発達(発達障害者ではない人)だがイマイチ仕事を上手くこなせないという人にも得るアイデアがあるかもしれません。

一般書籍なので1,500円ほどで購入できます。

読み物としても面白く、こういう世界もあるんだと視野を広げられるという点でも読むことをおすすめします。

1章:自分を変えるな、『道具』に頼れ【仕事】

発達障害(ADHD)の人は忘れ物が多かったり、生理整頓が苦手という特性があります。それを道具で簡単に解決してしまおうというライフハックです。

よくあるライフハック本(定型発達者向け)では、きれいに整理整頓する方法を紹介するのが普通だと思います。

が、本書では整理できないのを真正面から受け止めて、整理できないなりになんとかしようという提案をされています。

例えば「なくすのが当たり前」なので名刺入れはカバン、スーツなど複数ありとあらゆるところに入れておこうという方法です。

一つなくしても他のところに予備があるから大丈夫とぃう力技です

なくすのはしょうがない、なくなっても大丈夫なように二重三重に準備をしておこうということです。

2章:全ての会社は「部族」である【人間関係】

会社での集団生活・上下関係をなんとか乗り切っていこうというお話です。

こちらもよくある自己啓発本とは違い、社会のきまりごとを「茶番」と言い切ってしまっています。

その茶番をなんとか生きていける処世術を提案しています。

この章は例え方がわかりやすく、人と人の間には「見えない通貨」が存在するとして人間関係を円滑にする方法が紹介されています。

このお話は発達障害者・非発達障害者あに限らず、新社会人になる大学4年生や専門学校生、高校生なんかには目を通しておいてもらいたい。

僕はこれを知っていれば社会人デビューを成功させられたと思う。

3章:朝起きられず、夜寝られないあなたへ~

すごく簡単に言ってしまうと「薬は悪じゃない、さっさと頼れ!」ということです。

眠れないなら睡眠薬を飲めば良いし、頭の中がごちゃごちゃして集中できないならコンサータやストラテラを飲めば良いということです。

個人的に1~2章が読み応えのある内容だと思います。

ささっと速読する人なら1~2章を読んで、発達障害の疑いが強く、自殺願望や鬱の症状がある人は3章以降も読んていくのが良いでしょう。

発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術(Amazon)

ネットの感想(Amazon)

健常者含めて全ての人がミスが減る、意識低い系から攻める異色のビジネス書。

本当に役に立つテクニックが纏めてある。
発達障害者が実際にぶつかった壁と登った様子を纏めてあり
社会の壁に対するノンフィクションの登山記です。

私もコンサータ36㎎服用している、手帳持ちのADHDだからよく判るが
発達障害の本は多数出版されるようになったものの
本当の当事者かつ社会人(サラリーマン)が書いた本というのは少ない。

専門家の上から目線の研究本か、被害者意識バリバリの体験記か
もしくは、ハウツー本があっても仕事に役立てる以前に生活自体のライフハックばかり。
症状が本当に深刻でそう言ったハウツーも必要とされている方はいるとは思いますが
一応、発達障害者も大抵は働いてるわけで、大抵は生きること自体は出来るんですよ。
大抵の人の問題はその次。
仕事ができない。

その仕事をクローズアップしている事から、本書はとても役に立ちます。
オトナの発達障害の発覚は大抵仕事ですから。

また、一般の定例発達者の方にもおすすめです。

誰でも朝起きるのが苦手、忘れ物をしやすい、大人数の飲み会が苦手の
どれかには、たいてい当てはまるでしょう。
全部当てはまれば、それこそ発達障害ですが。

こういったよくある「意識低い系」の悩みは
よくある故に、解決方法もネットや本で書いてあります。
書いてありますが、書き手のレベルがまちまちで
鵜呑みにして、努力したところで殆どが役に立ちません。
疲れるだけです。

恋愛経験豊富な知り合いに「おしゃれしてダイエットすれば彼女なんてできる」と
言われて努力した結果、「おしゃれで引き締まった異性の友達も彼女もいない男」が出来たみたいなもんです。
そう。友達すらいないという低レベルな問題を解決せずに
次のステップに行っても、徒労に終わるだけなのです。

本書は、お医者さん折り紙付きの社会適合レベル1の初心者が自分でやってみた
具体的なスライムの倒し方を書いています。教えてくれます。
苦手なことを、レベル1から実践して進めることが出来ます。
スライムの「倒し方」を書いた攻略本をあなたは見たことがありますか?

社会という壮大なRPGを、レベル1から進めるための攻略本として活用できます。

もし、書いてあることが問題なく出来てるなら、あなたはすでにレベル2だったというだけです。
読んだことは無駄だったわーではありません。
自分がレベル2にきちんと成長していたのだと安心して、精神の糧にしましょう。
安心は心の支えになります。

ただし、最後に発達障害者向けに重要なこと。

本書はとても参考になります。
参考にはなるのですが、注意が一つ。

著者は割とハイスペックです。
机にじっと座るのも難しいADHDながら、ちゃんと早稲田に合格して
その後起業して、一定期間ちゃんと収益を出している方です。

同じ障害だから自分もできるはず!と思って
もし出来なかった時は、定例発達者を参考にした時よりも遥かにダメージが大きくなります。
筆者がハイスペックと思って読むと、少し読み方が変わると思いますのでご参考まで。

発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術(Amazon)

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