ランドセルの値段も今は一番安いもので1万円以下、反対に高級品で10万円以上するものがあります。
一体どの価格帯が一番人気があるのでしょうか。そして、機能と値段を考えた時一番お得な価格帯はどれなのでしょうか。
以下にまとめたのでご覧ください。
ランドセルの相場は45,044円
2017年3月に発表された総務省統計局小売調査では、ランドセルの小売価格が2017年2月時点で45,044円というデータが示されていました。
この調査は全国3万店舗の価格を調べているため、全国の小売価格の目安とみて良さそうです。
この45,044円という数字はランドセルの機能と価格を考えた時に一番妥当な数字だと思われます。
それは一般的な機能およびサービスが望めるのが丁度4万円代半ばだからです。
3万円以下
割安のブランドのベーシックモデルで2万円台の品が売られていることがあります。
それとは別に、インターネット通販などで取引される中古品、あるいは型落ち品でも3万円以下のランドセルを見つけられるでしょう。
中古品のランドセルは老朽化している場合があったり、大半の品は保証も効かないため、あまりお勧めできないものもあります。
3万円以上~6万円未満
この辺りが一番取引される量が多い価格帯になってきます。
ランドセルの価格帯は大まかに素材と機能によって決定されるため、クラリーノなど人工皮革を使って背負い心地や安全性に配慮して保証もつけるとなると、4万円半ばから5万円半ばくらいの値段になってきます。
例えばイオンの「かるすぽ」ブランドでは、基本的な性能を持つランドセルである「NEWスタンダードBOY」が税込で41,040円です。
総務省統計局小売調査で45,044円という数値が出ていたのは、基本的な機能を持つこのあたりの価格帯のランドセルを買う人が多いということなのかもしれません。
6万円以上
この価格帯になってくると、素材は人工皮革から天然皮革が使われるようになってきます。
天然皮革のランドセルでは6万円代半ばの品物が多くなります。
天然皮革よりさらに高級なコードバンを素材に使ったランドセルは最低でも8万円から9万円かかる様になるでしょう。
それ以上の高級品は特別豪華な意匠が施されていたり、専用のカバーなど付属品をつけて差別化を図っているようです。
普通に使うなら4万円代でもいい
最近ではラン活という言葉もあるように高級品のランドセルを持つことがステータスとなっている場合もあるようです。
しかし、ランドセルはお子さんに合うかどうかが重要であるため高いものを買えば良いというものではないと思います。
家庭の経済状況もあるでしょうから、必要としている機能は何なのか見極めた上で買いたいですね。
コメント