丈夫さ重視で決める人必見!オススメのランドセル、お教えします。

ランドセルを選ぶ際、重視するポイントが皆さんそれぞれあるかと思います。中でも男のお子さんがいらっしゃる親御さんは「丈夫さ」を重視する事も多いようです。元気に走り回って、ランドセルに乗ったり投げたりして、ランドセルがボロボロ・・・今も昔も良くある話の様です。

やっぱり天然素材が丈夫さでは1番

ランドセルに使われる素材は天然皮革(本皮)と人工皮革の2種類です。

丈夫さ、耐久性に抜群に強いのは天然皮革で、主に牛皮とコードバンの2種類あります。天然素材は高級感があり、使うと深みがでます。ですが価格が高く、重量が人工皮革より多少重くなります。雨などの水濡れが心配ですが、中には防水加工を施している物も多く販売されています。

参考記事:失敗しないランドセルの選び方のコツ

素材も大事だけど、細かい所も重要

先ほど挙げた素材はもちろんですが、ランドセルの縫い目や細部の作りも見比べてみましょう。ヘリやサイドの細かい部分は傷みやすく、仕上げをしっかりとしていないと変形したり、ほつれたりしてしまう原因となってしまいます。

人工皮革のクラリーノでオススメあり

天然素材までとはいえませんが、人工皮革のクラリーノでも丈夫で型崩れやキズに強い種類があります。

クラリーノレミニカ

キズに強く、耐久性がある。本皮のような見た目で高級感がある。

クラリーノタフロック

クラリーノレミニカよりも更に強く耐久性がある。ちなみにクラリーノシリーズで一番の耐久性。もちろんレミニカ同様、高級感もある。

「クラリーノ」と言っても性質が様々です。日々の研究により、さらに良い素材が開発されているんですね。

人気の工房系、どのような工夫があるのか?

最近人気の工房系ランドセル。人気の限定モデルなどは発売開始後、早々に完売する事も多いです。価格も高いものが多いですが、職人の手で一つ一つ丁寧に作られています。耐久性を上げる為に、様々な工夫や改善が行われているようです。

池田屋ランドセルの場合

1.つぶれにくい独自フレーム、一体構造を採用。大マチ部分の強度を上げるため、1枚板ですっぽりと覆っている。その為、圧力をかけてもつぶれない。。
2.大マチの上部から折れ曲がりや型崩れ、ゆがみを起こしてしまうので、変形防止板を使い、圧力を分散させる。
3.ランドセル部品(袋かけ、背カン、変形防止板)を金属からナイロン樹脂パーツへ変更。金属の方が強度がありそうに感じますが、ナイロン樹脂パーツが圧倒的に強く、実際に故障の原因も減ったとの事。
4.人工皮革のランドセルに強度の優れた牛皮ベルトを使用。引き裂きのトラブルを少なくするため。
5.肩ベルトは3本ステッチに。一般的には2本ですが、ロッカーの出し入れなどで擦りきれやすいので、3本にして強度アップ。

今回は池田屋ランドセルを例に挙げましたが、他の工房系の店でも同じように様々な工夫を施していました。ここまでこだわると、作業が難しく、職人が手縫いをして大変な時間と手間が掛かってしまいますが、その行程があってこそ、丈夫で高級感ある仕上がりになるとの事です。お値段以上の品質や職人さんの思いがたくさんつまったランドセルなんですね。

まとめ

今回、「丈夫なランドセル」について調べてみましたが、素材や金具の部品、作業行程など、メーカーや工房で様々な工夫がされていました。実際にランドセル展示会に行かれた際には、是非手にとって細かい部分まで確認し、納得のランドセルを見つけてくださいね。

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