皆さんのお子さんはランドセルを背負うと痛がりませんか?
最近のランドセルは一昔前に比べ軽量化され、背カン(ランドセルと肩ベルトを繋いでいる部品)の改良が進み、とても背負いやすくなっています。
ですが、「肩が痛い」と訴えるお子さんもいるようです。機能性はアップしているのに、不思議ですよね。
今回はなぜ肩が痛くなるのか、その原因と対策をご紹介していきたいと思います。
目次
なぜ肩が痛くなるのか?
どうして肩が痛くなるのでしょうか?
それはズバリ「肩ベルト」に原因があります。
ランドセルに教科書など入れた重量はすべて肩ベルトを通して、肩に負担がかかります。その為、肩ベルトの状態やその他の原因によって痛みが発生してしまいます。
今から購入する方はココを確認しておこう!
まだランドセルを購入していない方、ぜひ参考にしていただきたいです。
とにかく背負ってみる!
ネットで購入する人も多いランドセル。
背負う機会が無いまま購入するといった場合も多いですが、やはり背負って違和感が無いか、肩ベルトの固さや背カンの状態などを確認しておく方が後々トラブルが発生しないです。
販売店によっては一度実物を見て背負って、納得いかない場合、返品可能のサービスを行っているメーカーもあります。(ただし送料はこちらが負担です)
ベルトを確認する
ベルトの長さを確認するのを忘れがちですが、後の成長に十分な長さかを確認しましょう。
対応できる身長が何cmなのか、聞いておくと分かりやすいですね。最近の小学生は男女共に高学年になると大人並みに大きくなる子が多いです。後々ベルトが足りないと、メーカーに問い合わせなければなりません。しかも6年間保証に該当しないメーカーもあるので、事前に知っておくと安心ですね。
背カンの違いを確認し、お子さんに合っているタイプを選ぶ
現在の背カンの主流は、左右同時に動くタイプと左右別々に動くタイプの2タイプです。
左右同時に動くランドセルといえば「天使のはね」、左右別々に動くランドセルといえば「フィットちゃん」が有名です。
どちらも利点があり、どちらが良いのかは断言しずらいです。お子さんが背負いやすく、また親目線でもチェックして決めると良いですね。
現在使用しているランドセルが痛い!コレが原因かも。併せて対策法もご紹介します♪
もう来春の入学に向けて購入済の方、またすでに痛みのあるランドセルを使用している方、原因と改善方法をご紹介します♪
肩ベルトが固い
肩ベルトはクッションが入っている方が痛みが少なく感じます。
それと新品の肩ベルトは馴染んでいないので固く、特に天然皮革は人工皮革よりもより痛みを感じる事が多いようです。
改善策として、手でもみほぐして、革を馴染ませましょう。
加えてランドセル専用の肩パットをオススメします。例えば以下のようなものです。
ランドセルのベルトに専用パッドを通すだけで取り付けが簡単です。
これを使用することによって、直接肩に当たらなくなり、肩への痛みが軽減されます。
ネットでは1,000~3,000円ほどで販売されています。柄も豊富で、お子さんの好みに合う物を見つけられそうですよ。
何千円もモッタイナイ!と言う事でしたら、フェイスタオルをランドセルと肩の間に挟むのも痛みを軽減出来ますよ・・・毎回面倒かもしれませんが。
肩ベルトの長さが合っていない
肩ベルトには長さを調節する穴があいています。
今のベルトの穴の位置がキツすぎませんか?。もしくは逆に長すぎて背中に隙間が出来ていませんか?
改善策として、こまめにランドセルの長さが適切なのかを確認してあげましょう。
服装の問題
公立の小学校に通っている場合、全国的に私服での通学が多いようです。
夏場の服は生地が薄かったり、ノースリーブなどを着て通学するお子さんもいます。薄着だと直接肩ベルトが密着してしまい、痛みを強く感じてしまう場合があります。
改善策として、薄着は避け、通学中は半袖の上着などを羽織るようにしましょう。
長袖だと日焼け対策になり、より良いですが、子供には日焼けよりも涼しさ優先かもしれませんね。
お子さんの体の問題
お子さんの肩が、なで肩だとランドセルがずれ落ちたりして、摩擦による痛みを感じてしまう可能性があります。
改善策として、チェストベルトをオススメします。
最近の子供用リュックサックの胸元についているベルトをご存じですか?そのベルトをチェストベルトと言います。肩ベルト2本をベルトで固定するので、肩への負担が軽くなります。
ネットでは500円~2,500円ほどで販売されています。
まとめ
ランドセルの技術が向上しても、お子さん全てにピッタリマッチする訳ではありません。
子供は6年間ドンドン成長していきます。
今のお子さんの体型にランドセルが合っているのか、数ヵ月に1度で良いので、ベルトなど調整する時間を作ってあげてください。きっとお子さんも親の愛情を感じ、良い時間を共有出来るのではないかと思います。
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