ランドセルのカタログを見ていると、ランドセルカバーの商品紹介もあると思います。
最近は種類も様々なものが出ており、デザイン的に優れたものも少なくありません。
しかし、本当にランドセルカバーは必要なのでしょうか。なくても関係ないなら別に買わなくても良いのではないでしょうか。今回はランドセルカバーの役割について紹介していきます。
役割その1:傷や汚れからランドセルを守る
ランドセルカバーの役割の1つとして、傷や汚れからランドセルを守る役割が挙げられます。
壁のちょっとしたでっぱりなどで引っかき傷を作るとランドセルの美観を損ねてしまいます。ランドセルが汚れるのが嫌な家庭ならばランドセルカバーをつけていた方が良いでしょう。
役割その2:交通安全
2つ目の役割として、交通安全のための目的があります。
昔の小学一年生は黄色をベースカラーとして作られた交通安全のランドセルカバーをつけていたと思います。
あのランドセルカバーはなぜ黄色だったのでしょうか。それは黄色が一番目につきやすい色で、アスファルト道路の黒色との対比でさらに運転手の目につきやすくなるからです。
今では反射材を組み込んだランドセルカバーもあるため、学年が進んで黄色いランドセルカバーに抵抗が出てきたお子さんにも使いやすいものがあると思います。
例えば「ふわりぃ」では、縁が4色に光る反射材入りカバーを販売しています。
役割その3:防犯対策
3つ目の役割として、防犯対策それも不審者対策というものがあります。
不審者対策は人目につく格好の子どもを狙いにくいと言われ、もし変わった柄のランドセルカバーをつけていればそれだけ狙われにくくなるかもしれません。
普通は人目につきやすければ顔を覚えられやすくて狙われやすいと思いがちですが、不審者が恐れるのは周りの目撃情報なのです。
子どもが目立つ格好をしていれば周辺の住人もその子のことを覚えているかもしれず、犯行の際の情報も集まりやすくなります。
そのため目立つ格好の子どもは狙われにくいと言われています。また、防犯用品として「変身ランドセルカバー」という商品がありました。
この商品は変身ランドセルカバーが剥がれた時に120db の警報ブザーがなるようになっています。
つまり、不審者などにランドセルを後ろから掴まれた時にカバーが剥がれ警報がなるという仕組みです。
現在は販売終了しているのが残念ですが、同じコンセプトの商品がこれから出てくるといいですね。
役割その4:デザインおよびデコレーション
最後の役割として、デザインおよびデコレーションとしての役割があります。お子さんが気に入った柄があれば、上記の役割と兼ねて買ってあげても良いかもしれません。
ランドセルカバーは安全性を高めてくれる
ランドセルカバーはなくても6年間を過ごすことはできます。
しかし、今の世の中では何かあってからでは遅いこともあります。安全を買うという意味でもランドセルカバーを買う機会があれば、機能を吟味した上で買ってあげてはいかがでしょうか。
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