プログラミングはエディタ次第で作業効率が向上します。コードを補完してくれてミスが減ったり、速度が向上したりします。また書きやすくなることによりプログラミングが楽しくなるという効果もあります。
今回はPHPに適したテキストエディタを紹介しますが、後述のPHPStorm以外はどの言語でも使えます。
エディタ(IDE)の重要性
- 作業効率アップ
- 快適さの向上
- コードの品質向上
Visual Studio Code(VS Code)
- 月額料金:無料
- 対応OS:Win/Mac/LINUX
- 日本語化:可能
Microsoftが公開しているエディタ。PHPはもちろんHTML/CSS、C、Java、Ruby、Pythonなどさまざまな言語に対応。
Git(バージョン管理ソフト)との連携も可能。Dockerのコンテナとの連携も楽々。
利用者は多く、会社で推奨されていることもあるので、慣れる意味でも一度触っておいて損はないエディタ。筆者の働いている会社で若手は95%以上これです。拡張機能(プラグイン)でカスタマイズも可能。
Electronというクロスプラットフォームデスクトップアプリケーションエンジンで開発されており、WindowsでもMacでも利用可能。こだわりがなければこれがおすすめ。ネットで検索したら情報がすぐ出てくるのでそういう意味でも便利でおすすめ。
Vim(Vi)
- 月額料金:無料
- 対応OS:Win/Mac/LINUX
- 日本語化:可能
昔からある永遠の定番のエディタですね。最近の若い人でメインで使っている人はかなり希少かなと思います。ベテランエンジニアはカスタマイズして使っていたりします。
本番サーバーに入って作業する時にvim(もしくはemacs)でファイルを編集することがあったりするのでメインで使わなくても最低限の操作は覚えておきたい。編集モードにして保存して終了するとか。
vscodeのようにあらためてインストールしなくてもすでにインストールされていることが多い。なかなか見かけないと思いますが、好きなエディタ・ツールをインストールすることが許可されていない現場でも使える可能性が高い。とりあえず基本操作だけでも覚えておいて損はありません。基本的なコマンドは以下を参照してください。
Atom
- 月額料金:無料
- 対応OS:Win/Mac
動作が軽めのエディタ。PHP以外でも利用可能。
Electronというクロスプラットフォームデスクトップアプリケーションエンジンで開発されており、WindowsでもMacでも利用可能。
開発会社はGitHub社。
機能はPackage(機能拡張モジュール)で追加可能。
開発終了してしまったので今から新しく使い始めるのはおすすめしない。
PHP Storm
- 月額料金:有料(858円〜1,030円)
- 対応OS:Win/Mac
- 日本語化:可能
PHPに最適化されたプロ向けの有料エディタです。
他のエディタではPHP向けに拡張機能でカスタマイズする必要がありますが、Php Stormは最初からPHP向けに作られているのでカスタマイズしなくてもコーディングできるのは快適です。
エディタ(IDE)上からデータベースの中身を操作でき、Git(or SubVersion)とも連携できます。ターミナルも動きます。
プラグインも用意されており、自分好みにカスタマイズも可能。
至れりつくせりのエディタです。企業でライセンスを購入していて希望者は利用させてくれたりもするので、一度慣れておくのも良いでしょう。
VS Code vs Atom
無料でPHPのエディタを利用したいという場合はVS CodeかAtomの二択。両方使って好きな方で良い。
筆者は会社でVS Codeを使っていたのでどちらかというとVS Code派。Googleのトレンドでみてみると世間的にはAtomの方が人気。勢いはVS Codeか。
これからエディタを探している人は、勢いのあるエディタを選んでおいた方が拡張機能(プラグイン)で得をするかもしれない。
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