ランドセルのちょっとした汚れや臭いなら自宅で落とせるかもしれません。
しかし、汚れや匂いがあまりひどかった時はどうすればいいでしょうか。そんな時にはクリーニング店に頼るしかないと思います。
いったいクリーニング店ではどのような対応をしてくれるのでしょうか。
クリーニングの注意点
まず、ランドセルをクリーニングに出すときの注意点があります。
それは革製品のクリーニングを受け付けているところでしか対応していないことが多いということです。
もし革製品のクリーニングを行っている所でもランドセルのクリーニングに対応しているかどうかはまた別であるため、持ち込む前に確認を取る必要があります。
クリーニングで落とせる汚れ
それでは、クリーニング店で落とせる汚れとはどのようなものなのでしょうか。
バッククリーニングの「デア」ホームページでは、油性マジックやボールペンによるいたずら書き、内側の鉛筆汚れや気になる汗とにおいもまとめて対応できる事が書いてあります。
このうち、内側の鉛筆汚れなどは丸洗いをすることですっかり落としてしまえ、匂いなどもクリーニングできれいにできます。
ただ、油性マジックは完全には消えません。
リカラー(補色)で修復
油性マジックの様な汚れの場合はリカラー(捕色)を使います。
リカラーとは違いがわからないレベルで新しく色を上からかぶせるため、洗って薄くなった油性マジックの汚れも新しく塗った色で隠れてしまうというわけです。
リカラーの技術を使うため、「デア」のクリーニングではちょっとした傷や擦れ跡も修復できます。
色替えの技術
ちなみに、リカラーは汚れや傷を隠すためだけの技術ではありません。
ランドセルの色をまるまる塗り替える「色替え」(本革のみ利用可能)によって好きな色に変えることもできます。
色替えを行えば、6年間使ったランドセルを新しく塗り替え、また新たな人に使ってもらうこともできます。
もちろん、お子さんが使っていたランドセルをクリーニングとリカラーによってすっかり修復して思い出として保存する人もいます 。
価格の相場
ランドセルをクリーニングに出した時の修理費用は「デア」の場合、修理費用が12000円円、消臭加工および撥水加工がそれぞれ2000円、 リカラーは15000円、色替えは2万円となっています。
期間については1ヶ月以上かかることもあるため、お店に確認を取ることをおすすめします。
クリーニングでランドセルを長持ちさせよう
ランドセルは大事に扱えば長く使えます。ほとんどのランドセルは6年間以上使うことができます。
ちょっとした汚れや傷なら修理して使わないともったいないと思います。クリーニングの料金もそう高いものではないため、賢く使ってランドセルを長く使ってあげてください。
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