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モバイルバッテリーとは?
モバイルバッテリーとはスマホやタブレット、モバイルWi-Fiルータ、携帯ゲーム機、加熱式タバコの充電に使える携帯充電器です。モノによってはノートパソコンの充電にも利用できます。
繰り返し利用可能
充電して繰り返し利用可能です。モノにもよりますが数百回は利用可能です。繰り返し利用しているうちにバッテリーの減りが早くなってきたと思うようになります。そうなったら買い替えがおすすめ。
普段はスマホの予備バッテリーとして利用
通常はスマホやタブレット端末、モバイルルータの予備バッテリーとして利用する方が多いと思います。
特にスマホは頻繁に利用していると充電切れになることが多いのでスマホヘビーユーザーにとってはモバイルバッテリーは必須と言って良いでしょう。
ゲームをよくする人も持っておいたほうが良いでしう。人気スマホアプリのポケモンGOをやっている人はモバイルバッテリーを最低一台は用意しておいた方が良いでしょう。
筆者もポケモンGOをやっていますが、電池の消耗がめちゃくちゃ激しいです。ポケモンGOのトレーナーはモバイルバッテリーは必須でしょう。
地震や台風などの震災時にも役立つ
現代でスマホは情報を入手するための最適な道具といっても過言ではありません。災害時の備えとしてもモバイルバッテリーは有用です。
災害時にスマホはラジオやライト機能に大活躍です。スマホを充電できるモバイルバッテリーはぜひ備えておきましょう。
モバイルバッテリーの選び方
- サイズ・重量(大きさ・薄さ・重さ)
- 安全性
- 容量
- デザイン
- 充電スピード
モバイルバッテリーには上記5点の違いがあります。
サイズ・重量(大きさ・薄さ・重さ)
基本的にモバイルバッテリーはサイズ・重量と容量は比例します。サイズが小さいものは小容量、サイズが大きいものは大容量です。
安全性
モバイルバッテリーは爆発や発火といった事故も起こっています。信頼できる有名メーカーのものを選ぶのがおすすめです。
容量
- 小容量(約5,000mAh)
- 中容量(約10,000mAh)
- 大容量(約20,000mAh)
モバイルバッテリーの容量はだいたい上記の3つに分けることができます。容量だけ言われてもピンと来ないと思うので大体の目安を以下で紹介します。
容量の目安
- 5,000mAh:iPhone 8約1.5回
- 10,000mAh:iPhone XS約3回
- 15,000mAh:iPhone XS約4回
- 20,000mAh:iPhone XS約5回
主な機種のバッテリー容量
機種名 | バッテリー容量 |
iPhone Xs Max | 3,174mAh |
iPhone Xs | 2,678mAh |
iPhone XR | 2,942mAh |
iPhone X | 2,716mAh |
iPhone 8 | 1,821mAh |
iPad(第6世代) | 8,134mAh |
iPad mini 4 | 5,214mAh |
Galaxy S9+ | 3,500mAh |
Galaxy S9 | 3,000mAh |
注意点としてはパッケージにかかれている容量すべてをそのまま利用することはできません。
モバイルバッテリーからスマホなどに電力を送っている時にロスが生じるので大体2割〜3割減くらいと考えておいた方が良いでしょう。
また使っているうちに経年劣化していきます。
モバイルバッテリーは今自分が必要な容量より多めのもの(2倍〜)を選びましょう。
充電スピード(急速充電)
通常のモバイルバッテリーより高速で充電できる製品もあります。それらには以下のような規格があります。
- USB Power Delievry(PD)
- Quick Charge(QC)
隙間時間でサクッと充電したい場合や大容量のスマホ・タブレットを充電する場合は充電スピードも気にすると良いでしょう。
モバイルバッテリーのおすすめメーカー・ブランド
- Anker(アンカー)
- elecom(エレコム)
- cheero(チーロ)
- RAVPower(ラブパワー)
色々なメーカーがありますが、モバイルバッテリーで有名メーカーというと上記のメーカーです。
これらのメーカーを選んでおくと良いでしょう。
モバイルバッテリーの寿命を長くする使い方のコツ
過放電を避ける
過放電というのはバッテリーが0%でずっとおいておくことです。0%の状態が長く続くとバッテリーが劣化します。
過充電は気にしなくても良い
充電がMAXの状態でさらに充電をするとバッテリーが劣化すると以前は言われていました。
ただ最近のバッテリーは充電がMAXになると充電を止めてくれるようになっているので現在はあまり気にする必要はないでしょう。
モバイルバッテリーの飛行機持ち込み
モバイルバッテリーはバッテリー容量やワット時定格量(Wh)によっては持ち込み不可の場合があります。
これは会社によって異なるので会社のサイトで調べてください。
- JAL(日本航空) 国際線/国内線
- ANA(全日空) 国際線/ 国内線
- FDA(フジドリームエアラインズ)
- SNA(ソラシドエア)
- SFJ(スターフライヤー)
- AIR DO(エア・ドゥ)
- SKY(スカイマーク)
PSEマーク・安全性について
PSEマークとは電気用品安全法に適合している製品につけられるマークです。
2019年2月より日本国内ではこのマークのついていない製品は販売することができなくなりました。現在販売されている製品は基本的にすべてついています。
ただ海外からの並行輸入品とかノーブランドの製品の中にはPSEマークがついていないのに販売されているものもあります。これを避けるためにもモバイルバッテリーは有名メーカーの製品を使うのがおすすめです。
5,000mAhクラスのおすすめのモバイルバッテリー
Anker PowerCore Fusion 5000
モバイルバッテリーにコンセントが付いた製品です。めちゃくちゃ便利。
普通モバイルバッテリーの充電には以下のものが必要でした。
- コンセントの端子が付いたアダプタ
- ケーブル
- モバイルバッテリー
これがAnker PowerCore Fusionだとモバイルバッテリー本体にコンセントの端子が付いているのでコンセントに挿すだけで充電できます。
自宅で充電する時はもちろん、外出先でコンセントのあるところでちょっと充電ということも簡単にできます。
エレコム EC-M02WF
この製品も前述のPower Fusionと同様にモバイルバッテリー本体にコンセントの端子が付いている製品です。
違いは以下にまとめています。
容量 | 出力 | |
Anker PowerCore Fusion 5000 | 5,000mAh | 3A |
エレコム EC-M02WF | 6,700mAh | 2.6A |
AnkerのPowerCoreFusionは容量が少ないが出力が高いので複数の機器に接続しても充電速度が落ちにくい。エレコムは容量が多いけど出力が若干低い。
一長一短ですが、大きな差ではないのでどちらでも良いと思います。Ankerの方が若干安いのでそちらをおすすめしておきます。
その他のおすすめ製品
- RAVPower RP-PB134
- cheero Energy Plus mini Wireless 4400mAh
- RAVPower RP-PB125
- RAVPower RP-PB122
- cheero Power Plus 5 Stick 5000mAh
10,000mAhクラスのおすすめのモバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 Redux
cheero Power Plus 5
その他のおすすめ製品
- Anker PowerCore Lite 10000
- RAVPower RP-PB186
- Anker PowerCore 10000 PD Redux
- cheero Bloom 10000mAh
- cheero Power Plus 5 15000mAh
20,000mAhクラスのおすすめモバイルバッテリー
Anker PowerCore Essential 20000 PD
Anker PowerCore+ 19000 PD
その他のおすすめ製品
- RAVPower RP-PB172
- RAVPower RP-PB159
- cheero Power Plus 5 20000mAh Pre
まとめ
筆者のおすすめとしては2台持ちです。
- コンセント付きのモバイルバッテリー(普段遣い)
- 中容量〜大容量のモバイルバッテリー(旅行・災害時用)
通常はコンセント付きのAnker PowerCore Fusion 5000やエレコム EC-M02WFを利用して、旅行や災害時用に自宅にAnker PowerCore 10000 Redux置いておきます。
2つ持っていると片方を充電し忘れてももう片方があるので万が一の場合も安心です。
最近はモバイルバッテリーがかなり安くなってきていて、紹介した2つのモバイルバッテリーを買っても6,000円前後です。普段遣い用はもちろん、災害時用のモバイルバッテリーも一緒にそろえておくのがおすすめです。
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