目次
UUUM(ウーム)
「好きなことで生きていく」がキャッチコピーの日本の最大手YouTuberヒカキン(HIKAKIN)氏、はじめしゃちょー氏が在籍しているYouTuber事務所。
動画クリエイター1000人募集など活動規模も大きく、勢いのある会社です。
ヒカキンさんやはじめしゃちょーさんを見ている限り、YouTuberのメイン視聴層だと思われる小学生などの低年齢層に人気のある方が好まれると思われる。
クリエイターは常時募集しているので動画投稿をしているYouTuberの方でさらに飛躍したい方は応募しているのも良いでしょう。
2017年東証マザーズに上場。
公式サイト:uuum.jp
GENESISONE(ジェネシスワン)
ミュージシャン・アーティストが多いYouTuber事務所。代表的なYouTuberはワタナベマホト(ニコニコ動画時代はサシマンの名前で活動)さん。
歌ってみた動画などを投稿している方で歌手や作曲活動などをしたい方には良い事務所だと思います。現在在籍している方はHIPHOP方面で有名な人が多いのでジャンルが合う人はこの事務所が良いだろう。
公式サイト:GENESIS ONE(サイト閉鎖を確認)
2018年11月12日、所属していた全てのYouTuberが、UUUMへの移籍または退所することが発表された。2019年初頭に公式ホームページ閉鎖。電話などの連絡も不通になった。倒産の手続きなどは発表されていないことから、休眠状態となっている。
出典:Wikipedia
VAZ
ヒカルさんが所属するYouTuber事務所。他には禁断ボーイズ、ラファエルさんなど。
ヒカルさん・禁断ボーイズ・ラファエルさんなどはネクストステージ(NEXT STAGE:ネクステ)というチームを組んでいたが2017年9月解散。
このMCNの特徴として、割と過激な内容を動画にするということ。ヒカルさんはゲーム実況動画でガチャの大金をかけてガチャの大型回しをしたり、禁断ボーイズさんはスクール水着を着て大阪を警備するなど攻めた動画が多い印象です。下ネタ・エロネタも多め。
イケイケでヤンチャな動画投稿者に向いている事務所。
3時間で消えるSNSアプリ「PROF」などもリリースしている。
公式ホームページ:vaz.tokyo
吉本興業(oMo)
大手お笑い事務所吉本興業のYouTuber事務所。
お笑い、ネタ系動画の投稿者に向いていると思われる事務所。
BREAKER(ブレイカー)
MEGWINTV、コバソロさんなどが在籍している事務所。
他の事務所
- ガジェクリ
- The Online Creators
そもそもMCNとは?
マルチチャンネル ネットワーク(MCN)とは、複数の YouTube チャンネルと提携し、視聴者の開拓、コンテンツのプログラミング、クリエイターのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益受け取り、営業などを含むサービスを提供するサードパーティ サービス プロバイダです。
出典:YouTube
このようなもので、簡単に言ってしまうと動画投稿者に代わって面倒くさいことをやってくれるというものです。
例えば著作権処理を済ませた素材を提供してもらったり、有名YouTuberとのコラボレーション企画を組んでもらったりなどです。
またオフラインでのイベントなどに呼んでもらえることなどもあるので、動画+オフラインでのお披露目でのシナジー効果も期待できます。
この見返りとしてアドセンス広告収入の一部を手数料として事務所(MCN・マネージメントプロダクション)に支払うことになります。
いくら支払うかは事務所や個別契約などによって異なる可能性がありますが、最大手のUUUMだと20%です。
収益が0円の場合には、手数料等は発生致しません。
クリエイターさまから弊社へ金銭をお支払いする必要はありません。
毎月発生する広告収益のうち、20%を手数料として頂く形となります。出典:UUUM Q&A
これが高いと感じるか安いと感じるかは人によって異なってくると思いますが、自分を売り込む場所が多くなったり、素材探しなどの手間・時間を考えると悪くない選択肢だと思います。
素材はさまざまなものがあるようですが、確認したところ、DAM(第一興商)の音楽を「提供」のテロップなどを入れることによって使えるようです。
またホームページ上でコブクロさんの画像を使用していることから、所属事務所のワーナーミュージックジャパンなどとも関係があるかもしれません。
ここらへんはオープンになっていなく、時期によって契約が変わる可能性があるので参考までに。
ゲーム実況者はMCNに入っておくのが良いかも
ゲーム実況ジャンルをやっている人はMCNに入っておくのがおすすめです。
ゲーム実況というのは著作権的にグレーなジャンルで、ゲーム会社から著作権違反で訴えられる可能性もなきにしもあらずです。
すぐに訴えられなくても、やめてくださいと警告が入る可能性があります。
MCNに入っておくことで、ゲーム会社と著作権関係をまとめてくれる可能性があるかもしれません。
MCN(事務所)に入る方法
大きく分けて2通り。公式ホームページ(オーディションなど)から申込むかスカウトを待つかです。
事務所では応募フォームを設けているところが多く、試験・面接などの選考に合格すると事務所に入ることができます。
事務所に入っているYouTuberさんとのコネがあれば紹介で入ることができるかもしれませんが、一般的には自分から申込むのが多いと思います。
MCNの利用方法
MCNは基本的にチャンネルごとに設定が可能で、複数のMCNを一つのチャンネルに適用することはできないようです。
例えばホビーチャンネルというチャンネルにUUUMのMCNを適用している場合、UUUMを退会しMCNを外さないとGENESIS ONEなどのMCNを適用できないということです。
またファンディングなどは設定が可能です。自分のチャンネルに対して出資者を募っている方はMCNに加入後も設定できるようです。
コメント