ランドセルに臭いがついてしまった時にはどうすれば良いでしょうか。
学校生活の中ではうっかり汚れがつく場合もありますし、6年間ほとんど毎日使うわけですから何かしらの汚れはつくと思います。
汚れは取れても、ランドセルはどうやって臭いを取ればいいのでしょうか。
ふきんでふく
まず天然皮革のランドセルの場合は、臭いを取る方法は革鞄や革靴などその他の革製品への対処方法と大体同じになります。
もしも臭いの発生源となっている汚れがまだ着いていれば除去するようにします。
そのためには、水拭きしたふきん、または家庭用洗剤を染み込ませたふきんでふきましょう。
拭いたぐらいで落ちない汚れの場合は、ランドセル専用のクリーナーを使っても良いと思います。
このクリーナーはランドセル販売店で売られていることもあり、ネット通販で買い求めることもできます。
注意点として汚れを拭き取る時にはあまり皮革の表面をこすらないようにしましょう。
これは革の表面を痛めず、ランドセルの表面にかけられているコーティングを剥がさないようにするためです。
重曹を使う
天然皮革のランドセルの汚れをのけても臭いが残っているようならば、重曹を使います。
方法は簡単でビニール袋の中にランドセルを入れ、同じビニール袋に目の細い袋に入れた50gほどの重曹を入れます。
そのまま一晩待てば臭いはあらかたとれていると思います。また、ファブリーズなどの消臭スプレーは革の表面を傷めてしまうため使わない方が良いでしょう。
人工皮革の場合
人工皮革のランドセルの場合もだいたい対処方法は同じになります。
汚れがあったときは洗剤を染み込ませた布巾で拭き取り、拭き取った後は水気を自然乾燥させます。
臭いがあるときも重曹を使って除去しましょう。
普段から手入れをしておこう
どちらの素材にも言えることとして、普段から手入れをしっかりしておけば臭いを防ぐことができるかもしれません。
陰干しを日常的にしておけば汗などから来る臭いを防げますし、手入れ用クリームなどを普段から使っておけばコーティングがなされ臭いもつきにくくなります。
良い手入れは汚れや臭いを防ぐことにもつながります。
クリーニングを頼む方法も
もしも家庭ではどうにもならないような汚れであったら、クリーニング店に頼むこともできます。
その場合はランドセルのクリーニングを受け付けているかどうか事前に確認を取りましょう。
高くても15000円くらいで受け付けてくれるところが多いため、本当にどうしようもない汚れであれば利用するのも一つの方法だと思います。
学んで正しい対処法を
ランドセルは汚さないのが一番ですが、いつ臭いがついてしまうとも限りません。
対処方法をしっかり学んだ上で、いざという時にもあわてないようにしておきたいですね。
コメント