PCのメモリはどれくらい必要?目安量や使用量の確認方法(用途別)

PCメモリー

PCのメモリはたくさん搭載した方が良い?

結論からいうとたくさん積むにこしたことはないです。メモリが多くて問題がでるようなことはありません。積めるのなら積めるだけ積むのが良いでしょう。

ただしメモリを積めば積むほど価格は上がっていくので必要な量+αを積むのが現実的です。

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PCのメモリとは?メモリの役割。HDDやSSDと違うの?

メモリの役割

メモリは別名主記憶装置と呼ばれ、PCで計算・処理をするときにデータを一時的に保存する役割を担っています。

メモリ上のデータの読み書きは高速

メモリはHDD・SSD(補助記憶装置)と比較して高速です。

メモリは単価が高く、容量が小さい

メモリは高速な反面、HDD・SSDと比べて容量あたりの単価は高くなっています。単価が高いので容量は小さめになっています。

メモリ上のデータはPCの電源を落とすと消える

メモリはPCの電源が入っている時のみデータを保持することができます。電源を落とすとメモリはクリアされます。メモリは別名、揮発性記憶装置とも言われます。

PCのメモリ搭載量とは

PCは端末によりますが一般的に1〜4枚のメモリを搭載することができます。現在市販されているパソコンではおおよそ以下の構成になっています。

  • 4GB x 1 = 4GB
  • 8GB x 1 = 8GB
  • 16GB x 1 = 16GB
  • 4GB x 2 = 8GB
  • 8GB x 2 = 16GB

1枚差し、もしくは2枚差しが一般的です。ちなみに最近のパソコンは2枚差しなど偶数枚差すことで若干速度アップする仕組みがあるので2枚差ししているものがやや多いと思います(デュアルチャネルと言います)。ただ劇的に速度アップするというわけではないのでそこまで気にしなくて良いと思います。

メモリの表記(DDR4-xxxxなど)

これはメモリの規格と速度を意味しています。以下のような感じです。

  • DDR4:規格
  • 4266:速度

規格は揃えないと動作しません。それに対して速度は互換してくれるのでPCの最高速度より速くても遅くても動作します。ただし遅いメモリを使ってしまうとPCの性能を使い切れないのでPCの対応している最高速度のメモリを用意してあげるのが良いです。

メモリが足りないと、PC全体の動作が遅くなる

PCは処理途中にメモリが足りなくなるとHDDやSSDの容量をメモリ代わりに使います。これをスワップと言います。

この処理があるということはメモリは少なくても良いと思うかもしれません。しかしメモリとSSD・HDDは読み書き速度が全然違います。メモリの方が高速なのに対して、SSD・HDDは低速です。

メモリの代わりにSSD・HDDを利用するとPC全体の処理が遅くなってしまいます。

メモリの搭載量が多いほど高性能PC

メモリ搭載量が多くなればなるほどたくさんの情報を記憶しておくことができます。

ただしメモリは一時的に情報を保存しておくだけの場所です。メモリが足りない場合はHDD・SSDを使用することになる為、処理速度が落ちますが、メモリが増えたからと言って処理速度が向上するわけではありません。

必要以上のメモリがあれば動作速度は同じです。

現在のWindowsのメモリ搭載(認識)量や使用量を調べる方法

  1. ctrl + alt + delでタスクマネージャーを開く
  2. パフォーマンスタブを開く
  3. メモリを確認する

用途別のおすすめメモリ搭載目安量

4GB

Windows10を使える実質的な最低容量と言って良いと思います。

wordで文章を作成したり、google chromeでインターネットをするという用途では問題なく使えるでしょう。ただしインターネットで複数タブを開くともっさりしているという感想を持つかもしれません。また複数のソフトを同時に立ち上げたりすると重い場面も出てくるでしょう。事務用途限定で割り切って使う分には4GBでも良いと思います。プログラミング用途ではかなり厳しいので8GB以上推奨。

Windows11は4GB以上を動作要件と言っていますがやめておくのが無難です。というかWIndows11が乗っているパソコンでメモリ4GBはほぼ存在しないと思いますが、万が一あっても8GB以上の端末を選んだほうが良いと思います。できれば16GB。

8GB

標準的なメモリ量です。これだけあれば大体の作業は問題なく使えます。プログラミングもできます。

動画編集・画像編集・3Dゲーム・仮想環境(VMWare、docker)の使用等、重い作業をするなら16GB〜の端末を使いましょう。

16GB

ほとんどの人で余裕のあるメモリ量です。

動画編集・画像編集・3Dゲーム・仮想環境の使用等、重い作業をしても問題ないでしょう。

32GB以上

動画編集・画像編集をヘビーに使う人で16GBで動作に不満がある人が使うメモリ量です。また画像編集・動画編集はグラフィックボードを搭載するとグラフィックボード上のチップが処理を補助してくれるのでこちらも検討すると良いでしょう。

メモリは後から増設・交換できるか?

WIndows

パソコンによります。Windowsのノートだとできたりできなかったり。小型ノートは基盤(マザーボード)にはんだ付けされていてできないものが増えてきました。その場合は買い替えですね。

=>Buffaloのメモリ検索ページ

上記ページで機種名・型番で検索してみましょう。増設できる機種だと対応しているメモリが出てきます。あとはAmazonなどで検索して購入しましょう。

 

デスクトップだと小型のもの以外はおおよそメモリ増設(or交換)できると思います。Buffaloのページなどで対応するメモリを検索しましょう。

=>Buffaloのメモリ検索ページ

Macbook, iMac, Mac Mini, Mac Pro

Macは現行のモデルは完全にはんだ付けされている&Mac専用メモリで市販されていないので増設・交換不可です(Mac Proを除く)。メモリが多めに必要なら購入時にカスタマイズしておく必要があります。ただMacのメモリは基本的に標準以上の量を搭載しているので大半の人はカスタマイズする必要はないと思います。

自身の使い方に合わせた適切な容量のメモリを搭載しよう

メモリが不足すると処理速度が著しく低下します。しかしメモリを積みすぎても使い切れずムダになってしまいます。

自分の用途に合わせて必要に応じたメモリ量を積みましょう。

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