ビットコイン(仮想通貨)と法定通貨の違い

ビットコインとは実物ではなく暗号(データ)

ビットコインとは

ビットコインと法定通貨(円など)との一番の違いは実物があるかないか。これに尽きます。

現金の場合だと財布にお金を入れますが、ビットコインなどの仮想通貨の場合、口座のウォレットに暗号(データ)を入れます。

現金同様、ビットコインの暗号(データ)は買い増せば金額は増えていき、使えば減ります。電子マネーに似ています。

法定通貨 ビットコイン
(仮想通貨)
実体 紙幣or硬貨 なし
発行量 上限なし 上限あり
信用 国が価値を裏付ける 国が価値を裏付けない為、
法定通貨と比べると低い
価値 物価によって変動 需給バランスによって変動
取引場所 銀行・証券会社など 仮想通貨取引所

ビットコインの発行量には上限あり

法定通貨は中央銀行(日本銀行)が必要量を毎年発行していますが、ビットコインはプログラムによって自動的に発行されます。

ビットコインは2009年に発行が始まり、約10分ごとに1ビットコイン(1BTC)が発行され※、2140年頃までに2100万BTCが発行される予定です。

※約4年ごとに発行量は半減される

補足金のように発行される(採れる)量が決まっているので、ビットコインなど仮想通貨はデジタルゴールドと呼ばれることもある。これに対して、日本円は日本銀行が必要な量を刷ることができるようになっている。

2017年5月現在、1BTC=175,000円ほどなので、現時点での時価総額は3兆6750億円になっています※。

※2017年現在ではビットコインが全て発行されていないので仮の計算。

参考記事:

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法定通貨は国の裏付けあり

法定通貨は実質的に国の裏付けがある通貨と言えます。

日本政府が発行しているお金を日本国民みなが信頼しているので、国内のお店で紙幣や硬貨を出して商品を購入することができます。

また日本円は日本という国が世界の人々に信用されているので、世界的な通貨として認められています。

これによって、日本国内だけでなく米ドルやユーロなど海外通貨とも交換してもらうことが可能です。

ビットコインは国の裏付けがない

ビットコインは国が介在していないので、裏付けしてくれるところがありません。

あるのはビットコインに対する信用のみです。

地域によってはビットコインの方が信頼性が高い場合も…

日本国内では、日本円の価値を疑う人はほとんどいないですし、急激に価値が変動することもまずありません。

10円のうまい棒が翌日には200円になっていたということはありません。

海外で自国の通貨の価値が不安定な場合、急激に価値が変動することが時折あります。

このような場合、相対的にビットコインの方が信頼性が高いというケースもありえます。

仮想通貨の種類はさまざま

ビットコインをはじめ仮想通貨はさまざまなものが流通しています。

ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれます。

アルトコインの中で有名な通貨はイーサリアムがあります。

主要な仮想通貨一覧

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップルコイン
  • ライトコイン
  • スチーム
  • イーサリアムクラシック
  • ダッシュ

これらの他に1200種類以上の仮想通貨が存在します。

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